みなさんこんにちは!のびです。
出ました。みんなのトラウマしまっちゃうおじさん
今日は昨日に引き続きカップボード特集です!
カップボードいうよりは扉つけちゃうパターンの背面収納をご紹介していこうと思います。
昨日のカップボードを魅せる感じ…かっこいいですよね。
でもやっぱり見えるときれいを維持しないといけない、とか。
家電の「THE 生活感」がいや!特に冷蔵庫見える位置に置きたくない、とか。
そういう方もいらっしゃいます。そういう方が行き着く先はそう。しまっちゃうおじさん化です。(?)
カップボードも棚も冷蔵庫もぜーんぶ扉の中にどーん!
ほんとにスッキリして生活感もなくなりますし、おすすめではあるのですが、これまた設計士からするとヒヤリポイントです。
ご要望があると内心イヤー!ってなります笑
またやはりデメリットもありますのでそのあたりを見ていきましょう!カウントーダウーン!!(ものすごい首を回しながら)
●プラスアクション
例えば冷蔵庫を開けるときに隠さずに置いておけば、そのまま冷蔵庫を開けられます。
でも扉で隠していると、
扉を開ける→冷蔵庫から取り出す→扉を閉める
で2アクションやることが増えます。う~んちょっとめんどい。
来客の時に隠せればいいから普段は開けっ放しだよ~って方も他のところから食器とったりするときは扉を動かすと思いますのでやはり一手間必要かと思います。
生活感を消し去るか…やることを増やすか…難しいところ。私はここはおしゃれは我慢では済ませられないかなぁ。毎日ですしね。
●キッチンスペースを広くとらないといけない
通常の木造住宅であれば背面側の壁からキッチン前の壁まで柱の真ん中から真ん中で2275mmにすることが多いです。
ここで先程のしまう背面収納!中に冷蔵庫を納めるとなると収納の奥行きは910とっておきたい。
すると、うん。狭い。
だからいつもより455mmキッチンをリビングダイニング側にずらさないといけないかなぁと思います。
地味に消しゴムツールで消してるのが見えてほんと、ね。これだからのびは…
LDKが広ければいいですが、予算や間取り的にあんまり広く出来ない場合はちょっと考えものですよね~
●引き出しが引き出せなくなっちゃた!
たまーに聞くミスですね。
中にカップボードをいれたとき引き出しを引いたら扉の枠に当たって開かない…!キャー!今日も胃酸あがってきた。
こんな感じです。
ついにクソクオリティすぎて伝わらないので効果音まで書く始末。1級建築士なんだからセンスを追求しろ!ってひっぱたきたくなる。
図面上すっぽり入っても、つけてみたら問題あり!なんてこともあります。そんなときはもう背油が止まりません。間違えた冷や汗が止まりません。
以上しまうタイプの背面収納についてお話しさせていただきました。
ほんとね。ヒヤリポイント。すっきりして私は好きなんだけど…結構な検討は必要です!打ち合わせで予定されてる方はぜひ改めて問題ないか確認してみてください。
ではまた見に来てくださいね!
のび